世界最高峰のモータースポーツ、F1グランプリ(Formula 1)。世界中のトップドライバーたちが繰り広げる熱戦は、日本でも多くのファンを魅了しています。
しかし、日本でF1を視聴するには「F1 TV」や「DAZN」などの有料配信サービスを利用する必要があり、特にDAZNは高額な月額料金がネックになっています。そのため、「もっと手軽にF1を楽しみたい」と考える人も多いのではないでしょうか。
実は、海外の放送局が提供する ServusTV(オーストリア)、RTBF(ベルギー)、10Play(オーストラリア) などでは、F1のレースが無料でライブ配信されています。
(画像引用:https://10play.com.au/formula-1)
ただし、これらのサービスは各国の居住者向けに提供されており、日本から直接アクセスすることはできません。この記事では、日本にいながらこれらの無料配信を視聴する方法を紹介します。
編集部の紹介

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運営チーム
F1を有料配信するDAZN・F1TVと無料ライブ配信サービスの比較
(画像引用:FIA公式)
通常、日本でF1を見る場合は、DAZNやF1 TVに月額料金を払って視聴するしかありません。
しかし、日本から海外の動画配信サービスにアクセスにすると、F1レースのライブ配信を無料視聴することができます。各動画配信サービスの視聴方法・視聴にかかる料金の比較は以下をご覧ください。
スクロールできます→
配信サービス | 月額料金 | 実況 | 配信国 | 日本からの視聴 | 基本情報 |
DAZN | 4,200円 | 日本語 | 日本 | 〇 | 日本のスポーツに特化した動画配信サービス。 F1・F2・F3の全セッションをライブ中継する。 |
F1 TV Pro | $9.99 (約1,600円) |
英語 | アメリカ | △※ | F1公式の動画配信サービス。 全セッションのライブ視聴が可能。 |
フジテレビ NEXTsmart |
1,320円 | 日本語 | 日本 | 〇 | 日本のCSチャンネルの動画配信サービス。 F1の全セッションをライブ配信。 |
ServusTV | 0円 | 英語 | オーストリア | △※ | 海外でF1を放送するテレビ局。 自国向けに無料ライブ配信サービスを提供。 |
10Play | 0円 | 英語 | オーストラリア | △※ | |
RTBF | 0円 | 英語 | ベルギー | △※ |
※VPNサービスを経由すれば視聴可能
海外でF1が無料ライブ配信される理由
海外の放送局のストリーミングサイト「10Play(オーストラリア)」や「RTBF(ベルギー)」でF1が無料配信される理由はいくつかあります。
海外でF1が無料ライブ配信される理由
- 放映権の契約と市場の違い
- 広告収入モデル
- 国ごとのF1人気度と放映権料の価格差
順番にわかりやすく解説しましょう。
放映権の契約と市場の違い
F1の放映権は国ごとに販売され、契約内容が異なるため、完全無料で視聴できる国と有料配信のみの国が存在します。
日本ではフジテレビやDAZNが有料で放映権を取得していますが、オーストラリアの10PlayやベルギーのRTBFは、F1の一部または全レースを無料で放送できる契約をしています。
広告収入モデル
日本の有料配信であるDAZNやフジテレビNEXTsmartは、視聴者のサブスクリプション(月額料金)が主な収入源です。
一方、無料配信サービスの10PlayやRTBFは、F1配信の間に流れる広告で収益を確保しています。ビジネスモデルが大きく違うため、F1を無料ライブ配信することが可能な理由です。
国ごとのF1人気度と放映権料の価格差
国ごとにF1の人気度が異なるのも放映権料の価格差につながります。
例えば、ベルギーやオーストラリアではF1の視聴者が多く、無料放送でも採算をとれる可能性があり、ヨーロッパの一部の国では、安価にF1の放映権を獲得できるため、公共放送の無料提供が可能です。
しかし、日本ではF1の視聴者層が限られており、コアなファンをターゲットとしたDAZNなどの有料配信サービスではないと収益を出すことが難しいと予想されます。
無料ライブ配信は自国のIPアドレスでのみ視聴可能
この記事で紹介する無料のライブ配信サービスも、以下のように自国内のIPアドレスでアクセスしないと、F1を視聴できません。
- ServusTV:オーストリア国内のIPアドレスでのみ視聴可能
- 10Play:オーストラリア国内のIPアドレスでのみ視聴可能
- RTBF:ベルギー国内のIPアドレスでのみ視聴可能
海外からの視聴制限をジオブロック(地域制限)と呼び、日本からServusTVにアクセスすると、下記のように視聴エラーとなります。
このコンテンツはお住まいの国では利用できません
そのため、日本から海外の動画配信サービスでF1のライブを無料視聴するにはVPNが必要です。
VPNって・・・?となる方もいるはずなので、次の章でかんたんにVPNとは何かを解説していきます。
海外のライブ無料配信はVPN経由で日本から見れる
日本国内から海外の動画配信サービスを視聴することは、地域制限によって視聴できません。
そこで必要になるのがVPNというサービスです。
VPN...インターネット通信を暗号化し、別の地域のサーバーを経由することで、セキュリティを強化しつつ地域制限を回避できる技術。
VPNを使うと、日本にいても海外のVPNサーバーを経由することで、海外の動画配信サービスにアクセスできます。
VPNを利用すれば、IPアドレスが海外のものに変わり、地域制限を回避可能ということです。
また、VPNで海外の動画配信サービスにアクセスするのは違法ではありません。一部、中国やロシア、北朝鮮などはVPNを禁止していますが、日本含む多くの国でVPN利用は合法です。
F1の無料ライブ配信を視聴するのにおすすめのVPNサービス
スクロールします→
当サイトでおすすめする上記4つのVPNは世界的にも人気のVPNサービスです。
VPNサービスにはさまざまな種類がありますが、中にはセキュリティが不十分だったり、通信が遅くて快適に使えないものも存在します。
安全に利用するためには、信頼できる運営元が提供しており、世界中で多くの人に利用されている実績のあるVPNサービスを選ぶことが大切です。
特に、セキュリティ対策がしっかりしていて、通信速度が安定しているExpressVPNやNordVPNを選ぶと安心して利用できます!
F1の視聴には業界最速のExpressVPNがおすすめ
F1の無料ライブ視聴を見るのに、業界最速10GbpsのVPNサーバーに接続できるVPNサービス「ExpressVPN」を紹介します。
(画像引用:ExpressVPN公式)
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✓30日以内の解約・返金なら0円
F1のような高速で動く映像が多いモータースポーツのライブ配信をを見るなら、おすすめはExpressVPNです。
ExpressVPNが、Netflixを視聴するのに最適なのか、というと以下5つの理由があります。
- 世界中に3000以上のVPNサーバーがある
- ExpressVPNは最大10Gbpsの高速VPNサービス
- ノーログを採用、第三者機関の監査済みで信頼性がある
- 政府機関と同様の暗号化通信AES-256で安心して利用可能
- 30日間の返金保証がある
F1のようなフルHDや4Kの高画質配信では、大量のデータをスムーズに処理する回線速度が必要のため、リアルタイムのライブ配信は遅延が少ない方が良いとされます。
さらに、VPNを利用して海外のF1配信を視聴する場合、VPNサーバーを経由するため、通信速度が遅くなります。そのため、ExpressVPNのような、サーバー数が多く、設備投資をされた回線品質が良いVPNサーバーを選ぶと安心です
また、30日間の返金保証も適用できるため、サービスに満足できなければ全額返金されるのでVPN初めての方でも安心して利用可能できます。
ExpressVPNの詳しい解説と購入方法は下記の記事をご確認ください。
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F1はどれで見ればよい?各ライブ配信サービスがおすすめの人
結論、日本からF1を見るのには、以下の判断基準で自分が利用したい動画配信サービスを選ぶとよいです。
- F1を1円でも安く見るなら
→無料ライブ配信がある海外の動画配信サービス - F1を日本語実況で見たいなら
→Dazn
上記の視聴したい動画配信プラットフォームを押して、解説箇所にスクロールしてください。
海外の無料ライブ配信でF1を見る
(画像引用:ServusTV公式)
この章では、海外の動画配信サービスを利用して、無料でF1のレースライブを見る方法を紹介しましょう。
下記のライブ配信サービスには、F1を開催する国際自動車連盟(FIA)が正式に配信を許可をしているので、公式のライブ配信を無料視聴できます。
2025年3月のF1日程 | 配信レース | 配信サービス |
3月15日(土) | オーストラリア:予選 | 10 Play、RTBFでライブで無料 |
3月16日(日) | オーストラリア:決勝 | 10 Play、RTBFでライブで無料 |
3月22日(土) | 上海:スプリントレース~予選 | ServusTV、RTBFでライブで無料 |
3月23日(日) | 上海:決勝 | ServusTV、RTBFでライブで無料 |
上記のレースが配信される動画配信サービスを選んで視聴しましょう。
動画配信サービス | 料金 | 提供国 | 所有会社 |
10Play | 0円 | オーストラリア | ネットワーク10 |
ServusTV | 0円 | オーストリア | レッドブル株式会社 |
RTBF | 0円 | ベルギー | ベルギーの公共放送局 |
海外の動画配信サービスは、日本からのアクセスでは視聴できないのでVPNを利用します。
今回はExpressVPNを利用した方法です。
VPNに登録する
まず、ExpressVPN公式サイトからExpressVPNを3種類のプランから購入しましょう!月額料金の比較表は以下の通り。
契約期間 |
ExpressVPN※月額料金 |
2年 | 4.99$(約745円)/月 +4ヵ月無料 |
1年 | 6.67$(約996円)/月 +3ヵ月無料 |
1ヶ月 | 12.95$(約1,934円)/月 |
※ExpressVPNは$決済のため、2025年2月26日時点の1ドル150円で計算
業界最速クラスのExpressVPNの2年・1年プランは、当サイト経由で申し込むと期間延長キャンペーンでお得に購入できます。
どのプランでも30日間の返金保証が使えるため、返金保証が使える間にメリット・デメリットを判断して継続判断をするのもよいでしょう。
ExpressVPNでVPNサーバーに接続
以下の解説は、ExpressVPNを購入して、アプリをインストールした状態です。
ExpressVPNでオーストラリアのサーバーにアクセスします。
IPアドレスがオーストラリアの地域に切り替わります。
サーバーアクセス国は、ライブ配信サービスの提供国によって異なります。
- 10Playで見る
→オーストラリアのサーバーを選択 - ServusTVで見る
→オーストリアのサーバーを選択 - RTBFで見る
→ベルギーのサーバーを選択
海外のライブ配信サイトでフォーミュラ1(F1)を見る
下記の各サイトにアクセスして、フォーミュラ1のライブ配信を視聴できます。
すべて無料で視聴できますが、公式で認可されている動画配信サービスや公共放送なので安全に利用可能です。
動画配信サービスによっては、一部試合のみ配信される可能性があります。見たいレースのライブ視聴がない場合は、別の動画配信サービスを視聴しましょう。
日本語実況でF1のライブ配信を視聴する
(画像引用:DAZN公式)
「日本在住でF1を日本語実況で見たい」という方はDaznのライブ配信サービスがおすすめ!
Daznは月額4,200円で視聴が可能です。ただし、すでにDaznに加入している方は追加料はかかりません。
Daznでは、F1グランプリの全レースやリプレイ配信はもちろん、プロ野球や海外サッカーなどモータースポーツ含む数多くのスポーツ中継を楽しむことができます。
\ DaznでF1の日本語実況を見る /
よくある質問
フォーミュラ1のネット中継を視聴する方法について、よくある質問をまとめました。
F1が見れました。VPNは解約してもよいですか?
VPNを利用中のみ、海外の動画配信サービスでF1は視聴できるので、解約後は視聴できなくなります。特に問題なければ、いつでも解約して大丈夫です。
NordVPNであれば、以下のマイページにある「請求」→「サブスクリプション」から簡単に解約できます。
ただ、VPNはさまざまな活用法があります。この記事でもいくつか紹介しているので、ぜひご覧ください。
VPNでF1の無料ライブ配信を見れない場合は?
VPNサービスのサーバーが原因の可能性が高いです。VPNの接続サーバーを変更するか、時間をおいて試してみてください。
VPNサーバーを変更しても見れない場合は、対象VODの視聴確認がとれている別のVPNに乗り換えることも検討しましょう。
契約から30日以内なら各VPNサービスの返金保証も使えるため、乗り換えの負担はありません。
海外からF1を無料で見る方法はないの?
海外からF1のライブストリーミングを無料で見るなら、VPNを利用し、ServusTVや10Playなどのライブ配信サービスを利用しましょう。
VPNでF1を見るのは違法?
VPNは合法で使えます。ただ以下の国はVPNの利用を禁止しているので、利用できません。
VPNが違法の国 | ロシア、ベラルーシ、トルクメニスタン、北朝鮮、イラク、オマーン |
許可されたVPN以外は違法の国 | 中国、イラン |
制限付きだが合法 | エジプト、トルコ、アラブ首長国連邦 |
無料のVPNじゃだめなの?
完全無料で宣伝しているVPN事業者も存在します。ただ、無料VPNは動画配信もとにVPNからの視聴対策するなど、利用ができなかったという口コミも多いです。
メルカリ、VPNによっては使えないのか・・・無料VPNはほぼ無理っぽい🥲他に有料VPNを使う理由がないので多分諦めるけど。
ちなみにヤフーも無料VPNの種類によってはなぜかログインできない現象あり。
— よしこの芽🇳🇱 (@yoshikonome) October 2, 2022
もし利用できても、無料VPNはアクセス履歴を保存しないとするノーログポリシーを採用しています。
無料のVPNは利用者のアクセスログを保管し、第三者機関に送っている危険も可能性もあります。
特に海外からの利用では大きなリスクが伴うので、おすすめできません。
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F1を見ている間はVPN接続が必要?
フォーミュラ1視聴中はVPN接続が必要です。VPN接続が切れるとIPアドレスが変わり、利用できなくなります。
スマホやタブレットのアプリで視聴できますか?
スマホアプリでも視聴可能です。
クロームキャストなどを使い、テレビでも見れますか?
WiFi環境があり、アマゾンFire TV StickのようなTVに転送できるデバイスが揃っていれば可能です。
まとめ
この記事では、2025年シーズンのF1を見る方法を解説しました。日本・海外からでもVPNを利用すれば、自分の使いたいVPNサーバーにアクセスできます。
ぜひ、今年も白熱のF1グランプリ全レースをライブ配信で、世界最高峰のモータースポーツを体験しましょう!
これ以外にもライフスタイルに役立つスマホアプリの記事を沢山書いています。
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